生命保険の見直しを考えるきっかけというのは、ほぼ100パーセント、家計の圧迫だと思います。
長引く不況の影響もあり、家計が苦しくなってきたため、すこしでも家計を楽にしようということで、保険の見直しを考えるわけです。
しかし、よくよく考えてみれば、家計を楽にするだけであれば、別に保険料を減らすことはないのです。
支出額が減れば、それでよいわけですから、たとえば外食の回数を減らしたり、教育費を減らしたり、家族の小遣いを減額するなどしても、目的は達成できます。
家計を楽にするだけなら、実はどちらでもよいのです。
では、なぜ教育費や小遣いの減額などよりも、生命保険の見直しの方を勧めるのか。
それは、<日常生活の充実>と<非常時のための備え>を、天秤にかけた結果なのです。
生命保険の保険料というのは、<まさかのときのための備え>です。
<まさかのとき>には役に立ちますが、普段の生活においてはまったく助けになりません。保険料をいくら払っていても、日常生活がより快適になるわけではないのです。
一方、教育費や小遣いなどは、<実生活に関わるお金>です。
小遣いや外食費などはまさにそうですし、教育費は今現在の実生活とはあまり関係がありませんが、お子さんの将来の生活に対して、非常に大きな影響があります。
では、<まさかのときのための備え>と<実生活に関わるお金>は、一体、どちらが大事なのか。
結論からいうと、どちらも大事です。ただし、それも、程度問題です。
ここで見落としてはならないのが、<日々の生活があって、明日がある>ということです。
人間が幸せに生きていくためには、日々の充実が必要なのです。
もちろん、<まさかのときのための備え>は絶対に必要です。
ですから、生命保険の見直しはお勧めしていますが、生命保険をすべてやめてしまうことはお勧めしていません。
でも、家計を楽にすることを考えるのであれば、できるかぎり日々の生活は守った上で、保険料の見直しなどで対処できる部分に関しては対処していく、というのが賢明なやり方ではないか、ということなのです。
Q&Aで悩みを解決できなかった人へ。
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