生命保険で100万円得するQ&A
Q
定期付き終身保険に入っているのですが、支払いが非常に大変で困っています。ただ、解約すると損だという話もあって迷っています。
A
定期付き終身保険には、解約すると損になるものと、そうではないものがあります。まずは内容の確認から始めましょう。

まず、定期付き終身保険とは何か、というところから話を始めましょう。
定期付き終身保険とは、終身保険に定期保険が付いたものです。


終身保険は一生涯に関わる保険で、解約した場合には解約返戻金というお金が返ってきます。
これだけ見るとお得なのですが、すべてを終身保険だけでまかなおうとすると、保険料が高くなってしまうのがネックです。


これを補うために考え出されたのが、定期付き終身保険です。
保障に関して定期保険で補う部分を多くして、終身保険の担当部分を減らします。


そうすると、終身保険のみでは高額だった保険料が、入りやすい額になる、というわけです。

では、額を抑えるための定期付き終身保険で、支払いが非常に大変になってしまうのはどうしてなのでしょうか?
それは、その定期付き終身保険が更新型になっているからです。
(ちなみに、日本ではほとんどの定期付き終身保険が更新型です)。

更新型とはどういうことかというと、決まった年数ごとに、保険料が上がっていくのです。
最初はすごく安くても、十年、二十年と年月を重ねるごとに、どんどん高くなっていきます。
当初払っていた額よりもはるかに多い金額を払わなければならなくなるため、家計の脅威となってしまうのです。

そこで考えるのが定期付き終身保険の解約ですが、ここで確認しておかなければならないことがあります。
それは、入っている定期付き終身保険のうち、終身保険に当たる部分はどの程度か、ということです。

前述の通り、終身保険には解約返戻金というものがあります。
この解約返戻金の額はあらかじめ決まっていて、それには予定利率というものが関わっています。


予定利率が高い場合には、解約返戻金が非常にお得になり、低い場合にはそんなに得にはなりません


現在は予定利率は低いのですが、バブル期かそれ以前ですと、予定利率が非常に高い時代があったのです。


もし、そのころに契約した商品で、実際に予定利率が高いものであれば、解約すると損をする可能性が非常に高くなります(もちろん、どうしても家計がもたない、という場合は別です)。

このように、終身保険の予定利率が高ければ解約しない方がお得なのですが、しかし、そうは言い切れないケースもあるのです。


それは、入っている保険商品が、終身保険に当たる部分が少ない商品である場合です。
定期付き終身保険は、終身保険に定期保険が付いたもの。


そして、終身保険は解約返戻金がもらえて、バブル期かそれ以前の商品だと、払った額よりだいぶお得になる可能性がある。


ここまでは、よろしいですよね?


でも、もし入っている定期付き終身保険が、定期保険が95%、終身保険はわずか5%だったら、どうでしょう?
いくら解約返戻金がお得だといっても、それは終身保険の契約に限っての話です。


もともと終身保険で契約している部分が小さければ、解約返戻金の額も、非常に安くなってしまいます
この場合、無理してまで入り続けるメリットは、ほとんどありません

ですから、まずは、お入りになっている定期付き終身保険について、以下の2つのことを確認されるとよいでしょう。

  • 終身保険に当たる部分は、全体のどのくらいなのか。
  • 終身保険の予定利率は、どうなっているのか。

この2点をチェックすれば、継続した場合のお得度が分かります。
その上で判断を下されるのがよいかと思います。

Q&Aで悩みを解決できなかった人へ。

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