老後の生命保険相談は、資産整理の一環として捉えることができます。
老齢の父親が亡くなった時に初めて生命保険が支払われる状況に立ちあったという人は多いでしょう。
幸いにも父親が健康で長生きだったわけですが、それでも葬儀費用などは高額出費ですね。
また、残された母親の生活費、介護費用、場合によっては施設入居費用なども必要になってきます。
父親が自営業だったか会社員だったか、共働きだったか、住宅ローンの払い込みが完了しているかなどによって違ってきますが、遺族年金や預貯金などの収入を差し引き、足りない部分を生命保険でまかなうことができます。
やはり死亡保障は少額でも残しておいた方が安心です。
ところで団塊以前の旧世代が働き盛りの頃は、生命保険のシステムがようやく確立した頃。
情報不足もあり、会社に出入りしている「保険のおばちゃん」に相談・一任で契約していた人が結構いるのではないかと思われます。
定年間際になり、これから収入が減るということで家族に相談無く、簡単に解約してしまったケースもあるようです。
亡くなった後、葬儀やお墓の費用の捻出に困ったという遺族の話があります。
結局、生命保険も他の保険も、生涯にかかる出費に備えるためのもので、出費の内訳が、医療費だったり、教育費だったりするということですね。
生命保険文化センターの調べによると、生命保険の加入者の年間保険料の平均は、1世帯で53万円なのだそうです。
北欧のように税金さえ払っていれば老後は国が面倒みてくれるというシステムではない日本。
良くも悪くも自分の面倒は自分で見る。生命保険はそのためにあるともいえます。
だからこその見直し、そのための相談なのです。